▪ 防災部だより 防災訓練 参加報告1

令和5年度 病院前救護所訓練 報告

普段は聞きなれない『病院前救護所』。聞いたことがない、知らない、という方も多いのではないでしょうか。
船橋市では次のように定義しています。

“船橋市内の二次救急病院では災害発生後48時間以内に病院前救護所を開設することとなっている”

令和5年11月18日(土)14時~16時30分、北習志野花輪病院にて「病院前救護所」訓練が行われました。

今回の訓練は、災害時対応を実践し有事に備える機会とする、ということで北習志野花輪病院の正面玄関前にテントを設置し、救護所として総合受付を行い、トリアージ(※)による治療の優先順位を決め、医療活動を行うものです。

当日は松戸船橋市長も来られ、熱心に視察されました。院長、副院長、担当医師、看護師、病院スタッフ、市職員、地区社協等、大勢の人がそれぞれの役割を担当し、実践さながらの訓練でした。

このようなシステムが市にあり、地元2丁目の身近なところに災害医療協力病院が存在することは、大きな災害が発生したときに非常に心強いものがあると思いました。

トリアージ(※)区分

トリアージとは、疾病者の重症度を判別し、治療の優先順位を決めることで、市では下表のとおりに定めています。