名前はリル（メス）５才です。
町会会館の近くの家で飼われている猫です。
先日、帰宅するときに偶然会いました。以前にも出勤時に会い、珍しいので、お話を伺ったことがあります。今回、改めて散歩する猫のルーツをお話ししていただきました。
２０１８年６月、旅先で、猫を拾った方に出会いました。その方から、「家で５匹の猫を保護しているので、これ以上は飼うことが出来ない、連れて帰ってもらえないか。」とお願いされました。６月とはいえ、寒い日でした。体も弱っているようです。同行していた友人が猫のカゴと、トイレを貸してくれることになり、家に連れて帰りました。猫を飼うのは初めてです。
その後、いすみ市の保健所に写真を送り問い合わせたところ、飼い主から写真を添えて、保健所に届け出があったことが分かり、連絡を取りあうことが出来ました。
飼い主の方は、農家の敷地内でパン屋を営んでおり、忙しく迎えに行く暇がなく、もともと自由な猫で、アルミサッシの鍵を開けて出ていったり、お客さんの車に乗って行方不明になったこともあったそうです。いろいろ話しているうちに結局引き取って飼うことになりました。リルと名付けましたが、元の名はグッピー。チャッピーという兄弟がいます。こうして引き続き飼うことになりましたが、３才の遊び盛り。家の中では物足りず、外に連れ出すことにしました。はじめはカバンに入れて散歩していましたが、近所で、猫を散歩させている方から、「リードつけないの？」と話しかけられ、現在は写真のようにリードをつけて散歩させています。引き取った日から２年が過ぎ、体重も2.7kgから4Kgに増えました。
もとの飼い主の方には３ヶ月毎にリルの写真を送っているそうです。
