▪ 白寿会初詣

1月24日(金)水道タンク前 :7時30分出発

心配した天気も回復傾向の中、二丁目両白寿会の恒例のバスの旅の始まりです。11時前、最初の目的地、埼玉県熊谷市にある妻沼聖天山(めぬましょうてんざん)に着きました。重厚な総門をくぐり、国宝の本殿を参拝して、極彩色で彩られた彫刻のある奥殿を見学しました。 

奥殿は初詣に相応しい豪華絢爛に彩られた建築物で、約250年前に作られ、以後地元の人達に大切に保存されてきたそうです。 

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彫刻は、上州花輪村(現在の群馬県みどり市)の彫刻師であった石原吟八郎(いしはらぎんぱちろう)を中心に制作されたものです。吟八郎は、日光東照宮の修復に参加したことでも知られています。

そして一行は坂東太郎を渡って、群馬県太田市の郷土料理”おきりこみ“の昼食を堪能しました。 

バスは再び大利根を渡り返して、埼玉県西部の武蔵丘陵にある吉見百穴(よしみひゃくあな)に到着。 斜面に200カ所以上の横穴が見え、いずれも古墳時代の墓所跡だそうです。 暖かい好天に恵まれて、上州と武州の冬景色を巡る楽しい日帰りの旅となりました。 参加者は38名でした。 

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