台風15号、19号と相次いで大型台風が襲来し各地で甚大な被害が出ました。
あらためて自然の猛威を実感しました。地球温暖化の影響からか、自然災害(地震・台風・豪雨・大雪・竜巻等)の規模が年々大きくなってきているように感じられます。
東日本大震災以来、防災というと大地震を想定して備えてきましたが、台風・大雨による災害も併せて考えていかなければなりません。
台風15号では猛烈な風により千葉県内では多くの住宅が壊され、いまだ復旧の目途が立っていません。電柱・樹木等が倒れ送電線に損傷を与え、大規模な停電・断水が発生し、復旧までに多大な日数、労力が費やされています。
台風19号では大量の雨により、関東、甲信越から東北にかけて東日本の多くの河川が氾濫。堤防が決壊し、広い範囲で浸水被害が起こりました。多くの方々が亡くなり、家屋等に多大な損害を与え、農林水産業の被害も莫大な額に上りました。復旧には長い時間がかかりそうです。
いつ起こるわからない自然災害に対して、どのような備えをしたらよいのでしょうか。
- 自助(自らの身・家族の身を守る)
- 共助(地域や近隣の人たちが互いに協力しながら組織的に防災活動に取り組む⇒主体となるのが町会の自主防災組織)
- 公助(消防等の救出活動や行政の支援⇒大規模な災害が発生した場合は限界がある)
などの取り組みがあります。災害から身を守るためには「自分たちの地域は、自分たちで守る」という地域ぐるみの防災活動がより重要になってくるものと思います。町会としてどのような対策を施したらよいのか、またどう対応していけばよいのか?
「備えあれば憂いなし」とよく言われますが、
- 町会として備えておくものはなにか?
- 個人の備えと、町会としての備えは違う?
- 災害(地震、台風)によって対応は違う?
- 情報伝達の仕方(携帯、スマホに通信障害があった場合)
- 避難の在り方
- 町会として、災害に応じた非常用資機材等の整備
(例)カセットコンロ式の発電機、簡易トイレ等
(維持管理を考慮する必要あり) - 防災に対する啓蒙活動の実施 等々
備え検討しなければならない課題が数多くあります。今回の台風災害にあたり、災害時の初動体制を含めて見直していく必要があると考えます。
皆様のご意見をお聞かせください。
「地域防災リーダー養成講座」
10月20日(日)午後1時~4時 船橋市役所
船橋市主催の「地域防災リーダー養成講座」に町会代表として、小藤・石井両副会長が出席しました。
「講座プログラム」
- 講和「避難所運営は我々の手で」・・・SL災害ボランティアネットワーク
- ワークショップ
避難所運営アクションカードを使用し、疑似避難所開設をグループワークを通して体験 ・・・SL災害ボランティアネットワーク・船橋SLネットワーク - 炊飯袋の使い方について ・・・船橋SLネットワーク
- 事例紹介「倉敷市岡田小学校避難所支援」 ・・・危機管理課
- 質疑応答、アンケート
「災害救援ボランティア 」
災害予防、災害対策、災害復興の担い手となる者で、「災害救援ボランティア推進委員会」が行う講座を受講し、セーフティリーダー(SL)として認定された者
以上5項目を聴講しました。